Hyper-V Cloud って何?と良く聞かれるので(笑)
発表した記事はこれです↓
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3915
簡単に解説しましょう。
自社内で Hyper-V ベースのクラウド(IaaS)を構築するためには、ハードウェアもソフトウェアも入れると、さまざまな製品や技術が出てきます。
クラウドは迅速さが命なはずなのに、1つ1つ情報収集しながら最適な環境を迅速に作るには時間がかかるのではないでしょうか?
Hyper-V はとてもシンプルなので、シンプルな環境を作るだけならそんなに難しいものではありませんが、クラウドと呼ばれる環境を作ろうとするとどうでしょう?
確かに、いろいろとありそうです。
しかし、 Hyper-V や System Center を、ストレージやネットワーク・サーバーなどのハードウェアと共にスムーズに導入するためのプログラム があったらどうでしょう?
それが、Hyper-V Cloud なんです。
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もっと簡単に言えば、Hyper-V ベースのクラウドを構築するための整備された情報だと言いましょうか。
たとえば、こちらのページで
http://www.microsoft.com/japan/virtualization/cloud/get-started.mspx#DeploymentGuides
左側の [Hyper-V Cloud Deployment Guides] をクリックしてみてください。
今は英語のドキュメントですが、「HVC_Deployment_Guides_Module_2-Deployment」 は、Hyper-V をベースに SCVMM や Self Service Portal 2.0 を使ったプライベートクラウド構築のための基本的な構築方法が書かれています。
今までも似たようなドキュメントはありましたが、IaaS として、仮想マシンの自動プロビジョニングや効率的な運用のための最低限の仕組み作り (たとえば仮想マシンのテンプレートの作り方から展開までの流れなど)がきちんと書かれていますので、全体のイメージを頭に入れたいという方にはお薦めです。
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ただ、結局はハードウェア上にそれを展開しなければなりませんので、是非、Hyper-V Cloud Fast Track をご活用ください。
以下の Hyper-V Cloud Fast Track パートナー様が、検証済みの構成を迅速に提供してくれるはずです。
http://www.microsoft.com/japan/virtualization/cloud/hyperv-cloud-fasttrack.mspx
ちなみに、アプライアンスのようで、アプライアンスではありません。
「ハードウェア選定には各社都合があると思っているから」というのも理由の1つですし、社内の Active Directory 環境下にうまく組み込んでいただきたいからもであります。
ガチガチには固めずに、柔軟に、しかも迅速に Hpyer-V ベースの Cloud を構築してください!
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さらに、自社運用の呪縛から解放されたい方は、Hyper-V Cloud ホスティングパートナー様のサービスをご活用ください。
http://www.microsoft.com/japan/virtualization/cloud/hyperv-cloud-service-providers.mspx
Hyper-V は既にホスティングにて利用され、何社かの方とお話をしましたが利用者はどんどん増えているとも聞いています !(^^)!
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このように、Hyper-V Cloud は、今 IaaS を構築する最善の策だとも言えるでしょう。
是非、うまく活用してください。
マイクロソフト 高添