Hyper-V の災害対策 ー遠隔地へのレプリケーションー

昨日の Tech Fieldres セミナーでは、最近いろいろとお世話になっている日本CA の森さんにミニセッションをお願いし、日本CAさんの Replicaton 機能を利用した、

「手軽にできる!Hyper-V仮想環境の災害対策」

についてお話しとデモをしていただきました。

レプリケーションって面白いんです(笑)

仮想環境化が本格化していく中で、マイクロソフトの仮想化においてはOS(Enterprise や Datacenter)の標準機能 フェールオーバークラスタリングHyper-Vを組み合わせてサーバーの障害対策に対応できる仕組みを提供しており、障害対策をしながら Live Migration にも対応するので、構築する仕組みとしては1つとなり、ある意味シンプルであろうと思います。

※昨日のセミナーでも見ていただいた通り、Hyper-V追加やiSCSI Target のインストールと設定から始めても実作業は1時間程度で可能です

ただ、災害対策となると遠隔地を意識しなければなりません。

そこではレプリケーションが非常に重要な役割を果たししていくだろうと思います。

そして、限られた回線スピードを活用するために、ファイルをコピーするということではなく、差分情報をレプリケーションするというところがポイントで、日本CAさんのレプリケーションの機能がとても分かりやすいのではないかとおもったのでお願いをしたわけです。

(他にも同様の機能があるかもしれませんが、そこは一緒にやらせていただいていますから)

そして、セッションの内容そのものを多くの方に聞いていただきたいとも思いましたが、セミナーではなかなか難しいため、タイトなスケジュールの中でTech Fieldres のコラムとして要点を整理していただきました!!

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手軽に Hyper-V 仮想環境の可用性向上と災害対策を実現 全 3 回

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短めの文章で、とてもわかりやすく書いていただいてますので、是非一度読んでみていただければと思います。

森さん、本当にありがとうございました!!

マイクロソフト 高添

P.S.
特に私からのお薦めは第3回にあるアセスメントです。既存回線でレプリケーションした時にどの程度の転送遅延が発生するかは非常に気になるところでもありますから。。。