Ignite 2015 報告(2) ~de:code のSDNセッション準備は荒れ模様!?~
7時間寝て時差ぼけが少し解消された感のある今日はもう1つ投稿を。
昨日からシカゴで Windows Server 2016 TP2 と System Center 2016 TP2 Virtual Machine Manager の環境を作っておりました。
なぜわざわざシカゴで?と思われるかもしれませんが、理由はde:code で実施する5つのセッションのうちの1つ Software Defined Network の準備のためです。5つのセッション準備を並行して進めないと間に合わなそうで(汗)
で、収穫はイマイチ(涙)
もう少し触ってみますが、VXLAN や GRE、NFV 周りまで全てをそろえてお見せできるタイミングではなさそうです。
ということで、Windows Server 2016 SDN については既に60分のセッションで収まらないくらいの情報は持っているものの、SDN 周りの新機能の追加は少し先なのかなという感じですね。
で、せっかくなので、SCVMM TP2 で見つけた新しい画面を1つ紹介しておきましょう。
SCVMM で[クラウド] を作る際の設定画面で、Shielded VM Support の有り無しを選べるようになっています。
ハイパーバイザーとしての進化もあってよいのですが、マルチテナントなクラウドにおいて仮想マシンの安全性を高める動きはとても重要だと思っていて、マイクロソフトはクラウドファーストな戦略の中で、この辺の技術を優先して開発をしています。
ベースとなる Shielded VM については Hyper-V なMVPさん達に解説はお願いするとしますが(笑)、クラウドベンダー様、グループ企業向けにデータセンターサービスを提供しているIT企業様はクラウドのための Hyper-V と SCVMM の進化もお見逃しなく!