Hyper-V レプリカの事例で、災害対策だけでない面白さを発見!

先ほど VDI の事例について投稿させていただきましたが、もう1つ Hyper-V レプリカの事例も紹介させてください。

ジェイアール東日本情報システムさんです!

http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/jeis2.aspx

私、ジェイアール東日本情報システムさんと次期サーバーOSについてお話をした時のことを今でも覚えています。

というのも、Windows Server 2012Windows Server "8" と言っていて、まだ公の場で話ができなかったころだったので、高添から聞いたと言わないでくださいね・・・なんて言いながらのディスカッションでした(笑)

事例にまでしていただいて、こちらもすごくうれしいですね!

情報発信ばかりしていると、実際に使ってくれる前のお客様とお会いすることは多いので、なおさらです。

本当にありがとうございます!

さてさて、本題は Hyper-V レプリカの事例の件ですね。

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念のためですが、Hyper-V レプリカは災害対策機能であり、いざという時のために同じ仮想マシン環境を別の場所にも作っておく機能です。

そして、Hyper-V レプリカには、いざという時を想定したテストをするための機能が組み込まれています。

このテスト機能、もともと動いている仮想マシンと、レプリカ先の仮想マシンには手を加えません。

ここに手を加えると現状復帰の手間がかかるからです。

レプリカの状態はそのままにして、複製先のデータを基にして、もう1つ テスト用に仮想マシンを作ってくれるんです。

このマシンはテストを停止すれば消えるだけなので、レプリカ先のマシンスペックに余裕があれば、いろんなことができます。

そこに目をつけてくれたのがジェイアール東日本情報システムさんなのです。

詳しくは事例 (http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/jeis2.aspx) を読んでいただきたいんですが、

・レプリカ先は実際に動かしている仮想化基盤と同じマシンでなくても大丈夫で、災害対策のコストを抑える予知がある

・実際に運用しているデータまで含めてレプリカが作られるので、トラブル時の不具合解析や、パッチ適用検証などにも使える

・何も起きなければ投資が無駄になるという災害対策ソリューションではなく、災害対策をしながら投資の有効活用もできる

などなど、Hyper-V レプリカは、災害対策という耳に入ってきやすい流行り言葉ではなく、現実的な機能に仕上がっています。

ネットワークでつながっている Hyper-V 2台で実現することができる Hyper-V レプリカ、是非お試しください!

日本マイクロソフト 高添