今期の目標の1つは ”多くの方に試してもらう” です! 評価版ダウンロードキャンペーン始めました。

毎年、自由にいろんなことをやらせてもらってるんですが、今期はオーディエンスマーケティングという立場のメンバーとゴールを共有しています。

そして、そのゴールの1つが ”多くの方に試してもらう” です。

「忙しくて自分で試す暇がない」

とか

「自分は知的労働者だから、作業なんて非効率な事はやってられない」

とか

「先輩とか上司から、作業は誰かにやらせろ、自分でやるなって言われるんですよ」

とか

いろいろと話を聞きます。

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私も、マイクロソフトに入ったばかりの頃でしょうか・・・

いや、入ってすぐは、ついていくのに一生懸命だったことと、コードネーム WhistlerActive Directory 部分の担当になったこともあって、検証もいろいろとやりました。

が、入って2~3年目の少し慣れた頃ですよ。

「前日にプレゼンテーション資料さえ見れば、そこそこ良い説明ができる」ことに鼻を高くしていた頃がありました。

今考えるとダメダメなやつでした。

で、エバンジェリストになり、あきらかに忙しくなったにもかかわらず、自分で試してみることを率先してやるようになり、わかったことがあります。

製品を知るのにインストール作業が重要だということ。

非常に多くの製品の多くの機能を理解するには、インストール作業は無駄な時間だと思いがちなのですが、インフラ系製品は特に、インストール作業の中に製品のアーキテクチャーを垣間見ることが出来るんですよ。

最近は自動化が進んでいるとはいえ、インストール前の準備作業とか、インストール作業の時間の長さとか、ベースに SQL が必要なのか Active Directory が必要なのか、はたまた SharePoint が必要なのか、IIS は何のために入れる必要があるのか。。。

ただそれだけですが、ホワイトペーパーを見ただけでは感じ得ないものがきちんと私の中に残っているんです。

だから今の私があり、私から発せられる言葉がある。

ある意味エバンジェリストの、IT業界でエンジニアの端くれとして生きている自分の柱がそこにある。

ということで、自信を持ってお勧めします。。。

細かな機能や設定は、若い作業員にスペシャリティを求めればいい。

でも、一度だけでいいので、自分でインストールしてみませんか?

Windows Server 2008 R2 のインストールなんて、あっという間ですよ。笑うくらいに。

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ということで、「自分で理解する」をスタートするために、このキャンペーンがきっかけになってくれるとうれしいです。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/cloud/hh162017

※ 今回のキャンペーンは仮想化からスタートします。

他にも評価を促す施策をいくつかやっていきますので、「あー、高添も頑張ってるな。ダウンロードしてインストールくらいしてやるか。」なんて思ってもらえると、さらにうれしいです。

あと、インストールという作業が要らなくなるクラウドの管理とダウンロード施策が結びついたものもあります。

System Center Operations Manager による Windows Azure 監視ですね。

面倒な作業を減らしたいから俺はクラウドなんだ!という時代の最先端を行く方は、VHD ファイルをダウンロードして試してみて下さい。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/hh282846.aspx

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なにはともあれ、意識が高くスキルを持っているエンジニアさんが、「検証は、週末に家でやらないと。。。」みたいな不健全な状況は変えたいですね。

みんなでかっこいいエンジニア=かっこいい社会人を目指そう(笑)

日本マイクロソフト 高添