あらためてプライベートクラウドのデモが動きました(^_^;)

もうあんな辛い思いをしたくないと、もう一度やり直していました。

でも、まだまだちゃんと理解できていなかったんですね・・・これまでやってきたつもりの手順が動かず、どうやったらうまく行くのか全く分からない状況になりまして(^_^;)

夜の20:00頃までは泣きそうでした。。。

でも、粘った結果、ようやくどうすればよいかがわかりまして、プライベートクラウドの本来見せたかったデモが動き出しました!!

System Center Service Manager 2012 の管理画面からサービスリクエストを作る事も出来るのですが、そこはプライベートクラウドですから、セルフサービスポータルですよね。

System Center Service Manager 2012 はもちろん持っていますよ。

私が作ったプライベートクラウドのセルフサービスポータルがこちらです。

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仮想マシンの申請は、今多くの企業が取り組んでいるプライベートクラウドでしょうが、ITのサービス化こそがプライベートクラウドであると考えれば、当然さまざまなサービスが思い浮かぶわけです。

今回のデモ画面には、「社内向けのコンサルテーションサービス」や「社外クラウドの契約代行サービス」なんかを入れてみました。

実際には動いていないのですが(笑)

ただ、社内コンサルテーションに申し込みがあれば、サービスリクエストから「人」をアサインすればよいだけですし、クラウド契約代行などはまさにナレッジの世界ですから、誰かがやったらナレッジとして残しておき、その後は他の担当者でも簡単に実現できるようにしておけばよいだけですね。

これらは CMDB ベースのシステムなら容易なことなので、非常にシンプルに社内システムの整備が進みそうな気がしています。

もちろん、仮想マシン申請についてはちゃんと動いてますよ!

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申請をクリックすると、「仮想マシン名」と「仮想マシンの担当者」「部門コード」を入力するテキストボックス、テンプレートの中から自分がほしいスペックを選択できる仮想マシンのリストが出てくるようになっています。

もちろんノンコーディングです。

これがやりたかった(笑)

あとは申請を最後まですれば、サービスリクエストのチケットが発行され、ランブックが割り当てられ、仮想マシンができて、メッセージが飛び、サービスリクエストがクローズするという流れになります。

これをやりたくて、迷路にはまっていましたが、ようやく抜け出せました。

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「Runbook を触っていると、仮想化があくまでも1つの要素技術だという事に気づく」

のは、Runbookを知っている人ならうなづいていただけると思いますが、

「System Center 2012 のプライベートクラウドを触っていると、サービス化したいものがあふれ出てくることに気づく」

のではないかと思います。

私もまだまだ不勉強ではありますが、みなさんと一緒に新しい(というよりも、本来やるべき)ITに向かっていければと思います。

日本マイクロソフト 高添