10月20日(木)は、あらためて Hyper-V を解説します。

仮想化を数字で見ると、まだまだ伸びる市場であることを確認できます。

仮想化する必要性を感じていない(もしくはまだ迷っている)企業がまだまだ多いということでもあります。

私自身が仮想化について語り始めて5年を過ぎましたが、まだ、私のエバンジェリズムが足りていないわけです。

悔しいですね(^_^;)

そこで、もう一度 Hyper-V をきちんと伝えたいと思って企画をしました。

[Tech Fielders セミナー 東京] 今こそ Hyper-V ~ここまで簡単で、ここまで出来るとは知らなかった~

https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032494250&Culture=ja-JP

1度や2度のセミナーで何が変わるかわかりませんが、それでも自分の口で、細かな機能を1つ1つ紹介しながら、今をきちんとお伝えしたいと思っています。

・ 仮想化は敷居が高いものだと思っている

・ 所詮マイクロソフトの仮想化なんて。。。と周りから聞いている

・ 最近、仮想化案件の競合として Hyper-V が増えてきていて、負けて悔しい思いをした

といった、若干でも Hyper-V が気になる方には是非ともご参加いただいて、懇親会などでも正直にいろんな話ができるといいなと思ってます。

また、ここ数回の私のセミナーでは、大手のお客様や学校関係者の方が増えてきていまして、うまく横のつながりで Hyper-V の良さを活かしていただけると嬉しいです。

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実は最近、Hyper-V は本当に使われているんですか?といった感じのご質問をいただきました。

UNIXLinuxWindows などあらゆるプラットフォームを扱われているベンダーさんからのご質問でした。

もしかすると、仮想化にお金を出すのが当たり前だったり、少々の作業工数は気にせずにオープンソースを利用したいと思う企業を対象にサービスをされているのかもしれません。

私は、

「答えは Yes です。中小企業の多い日本市場において、Windows を普通に使っていて、OSの一機能として利用できる仮想化をそのまま利用したいと考える企業様がどれだけ多いのか。。。Windows の圧倒的なシェアを想像してみていただけると Hyper-V が売れている理由がお分かりになるのではないでしょうか?」

という風な回答をさせていただきました。

戦略的にマイクロソフト製品を使ってくださっている超大手企業様も私のセミナーによく来てくれるので、中小企業だけではないのですが、一番わかりやすいかなと思いまして。。。

違う言い方をするとと、仮想化専業ベンダーとマイクロソフトのビジネスモデルの違いがこのようなご質問を生んでいるのだろうと考えています。

そして、この方はその企業の中で Hyper-V や System Center を担当していただいているということで、あっちではこれができるのに Hyper-V では・・・みたいな議論が社内でなされているのかもしれません。

このパターンは日本のメーカーさんや大手SIさんでは多いでしょうね。。。

確かに、まだまだ機能差があることは理解していますが、パフォーマンスやメモリオーバーコミットへの対応を含め、Hyper-V が出たばかりの頃とは全く違う状況になっていますし、MSC の展示会場では Hyper-V についてお褒めの言葉をいただいたりもしましたから、製品のコンセプトの違いを理解した上で機能差を見ていくと、違った議論も出来るのだろうと思っています。

※ 2003年からずっと話をしている「仮想化はゴールではありません」という言葉こそがマイクロソフトで、仮想化が必須の技術であることは理解しつつも、あくまでも要素技術の1つとして利用してもらう仕組みを作りたいと考えています。

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あと、私は仮想化ベンダーさんと並んでパネルディスカッションに顔を出すことも多いですが、ご参加された方がどのように受け止められているかは別として(笑)、いつも楽しくお話をさせてもらっています。

マイクロソフトにいて、さまざまな製品について勉強させてもらっている身として、マイクロソフトのトータルな戦略には自信を持っているもので・・・全く怖くないんですよ。

もちろんエンジニアとして他のベンダーさんのの凄さもちゃんと理解しているつもりですから、変な議論にはならないですしね。

そう、話を戻しますが、それぞれの良さを理解するためにも、Hyper-V を知らない方には是非、今回のセミナーをうまく活用していただけるとうれしいです。

会場でお待ちしております。

日本マイクロソフト 高添