2011-02-26 Windows Server 2008 R2 と Windows 7 の SP1 提供開始。 Uncategorized VDI (Virtual Desktop Infrastructure) Windows Server (old & 2008 & R2) Windows Vista & 7 仮想化(Hyper-V や App-V) ちょっとばかり投稿が遅くなりましたが、とうとう出ました! http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/sp1.mspx (ご存知の通り、x64 版の SP1 は、Windows 7 も Windows Server 2008 R2 も同じモジュールです) さて、これで Dynamic Memory と RemoteFX が利用できるようになります。 Dynamic Memory は、これです↓ こちらは各仮想マシンの設定画面で、今まで「各仮想マシンに対して割り当てるメモリ容量=固定値」だったのを、「スタートアップ RAM」と「最大 RAM」の2つを設定できるようになったわけです。 これだけでも何ができるか?はイメージできるのではないかと思います。 簡単に説明すると、仮想マシンはスタートアップに設定されたメモリ量で起動され、必要に応じて最大に設定されたメモリ(の中で、利用できる物理メモリの限界)まで増加でき、不要になったメモリは減らすことができるというものです。 ポイントは黄色でマークした ”利用できる物理メモリの限界” というところでして、オーバーコミットのように見えてオーバーコミットではありません。 物理メモリ以上のことをコンピューターに要求するオーバーコミットにはやはり無理があるので、「物理マシンに搭載した物理メモリを最大限活用する」という現実的な処理に特化したわけです。 詳細はこちらをご覧ください。必見のビデオです! http://msdn.microsoft.com/ja-jp/events/gg462952.aspx **** RemoteFX についてはこちらをご覧ください↓ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/events/video/gg566453 仮想マシンの中でミサイルも飛行機も飛ばせますし、VDI も次のステップへと変わっていくかもしれません。 そして、我々が VDI に力を入れることで、Citrix さんとの協業もさらに進化していくことでしょう! RemoteFX の面白さを知れば知るほど、Citrix さんの凄さもわかりますから。 (余談ですが、SCVMM 2012 は Xen の管理も、NetScaler 連携も意識されています) ちなみに、RemoteFX については、NVIDIA さんのお力添えをいただいて、私自身テストをしているところです。 ・利用しているグラフィックカードは、NVIDIA Quadro 4000 http://www.nvidia.co.jp/object/product-quadro-4000-jp.html ・まだ使いこなせていないけど、手元にあるGPGPUは、Tesla c1060 http://www.nvidia.co.jp/object/tesla_c1060_jp.html こちらについては、別途ご報告させていただきます。 是非お試しください! 日本マイクロソフト 高添