夢を語りに幕張へ

6月が終わろうとしています。そう、マイクロソフトの1年は今日で終わりです。

今期は(も?)頑張りましたが、まだまだ足りませんね。

さて、今期最後の投稿は6月9日の話を。。。

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6月9日、私は幕張にいました。そう、Interop

マイクロソフトに入ってからというもの、なかなか行く機会はなかったのですが、昨年 IBM の方からパネルディスカッションにお声掛けいただいて、その縁もあって今年もパネルディスカッションのパネラーの一人としてお話をさせていただくことになったんです。

テーマは 「ICT の活用革新に向けた新技術」。

ということで、富士通の研究所の方と日本 IBMエバンジェリストの方に交じってのセッションです。

最初は Dynamic IT の話しでもとメールをいただいたのですが、タイトルから考えると内容を少し広げたほうがよいだろうと思い、スライドを準備しました。

そして当日、とっても難しかったです(^^;)

例えば、最後にいただいた「10 年後の、夢のある IT 像 について語ってください」については、どういう答えをするのか・・・誰が口火を切るのか・・・そこに答えはあるのか・・・、パネラー3名が顔を見合わせるという瞬間もありました(笑)

他のパネラーの方も難しかったとおっしゃっていましたが、私自身もきちんと応えきれなかったという思いが残ってしまい、不完全燃焼な状態のまま帰途につくことになりました。

普段から夢を語っているつもりになっていましたが、目の前のテクノロジーや少し先に見えている方向性を語っていても、10 年先までは本気で考えていなかったなあと反省しました。

そして、そういう気付きを与えてくれたお客様や Interop、面白い話を聞かせていただいたパネラーの皆様には感謝の気持ちが湧き出てくるような不思議なイベントでした。

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で、帰り道に自分なりに答えを考えていたのですが・・・

10年後って、人は成長しているんでしょうかね?

IT にはまだまだ進化の余地があると思ってますが、その IT の進化を支えているのは人です。人のアイデアが IT を新しくし、それがまた新しいアイデアを生み出していく。これを続けて行けばまだまだ面白くなると思ってるんです。ただ、もしも 8 年後に面白いアイデアが出てこなくなったら?それは止まるんでしょうね。

だから、「誰かが IT を進化させるだろう・・・」ではなく、自らアイデアをどんどん出して、IT の進化に関与していく事も考えて行かなければならないなあと思います。

数年前から言ってますが、IT の進化によって、我々はアイデアを具現化しやすくなっているのは間違いありません。新しい IT を生み出すのは特別なことではないということです。

とはいえ、今の私にもこれだというアイデアがあるわけではありませんし、勇気もありません。

それでも何かを変えたいと、心から思ってます。

IT 業界のため、IT を使う多くの人のために、みんなで一緒に考えましょう!

常に考えていれば、進化は止まらないはずですから!

ん~、やっぱり答えになってないですね(^^;)

マイクロソフト 高添