Tech・Ed の Special Session も終わりました
伝えたいことはたくさんありました。でも、それが伝わったかどうかはわからないです。
製品のセッションであれば期待値を想定することができますが、さすがに「テクノロジの中にコンセプトあり」ではそうもいかなかったので。。。
何よりも前日の昼過ぎまでプレゼン資料ができていないという状況は反省しなければなりません。
ただ、Q&Aコーナーに来ていただいた方々の中から、私にとっての一番の褒め言葉をもらいました。
「マイクロソフトさんからこんな話が聞けるとは思わなかった」と。
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さて、伝えたかったことの中でも一番強く話しをしたのは以下の4つです。
- マイクロソフトは常に「変化への抵抗と進化への期待」を受けていることについて
・変化への抵抗やご不満はとても重要なものなので、是非お聞かせ願いたい
・しかし、「進化への期待を裏切ることも、進化を止めることもできない」ことは理解してもらいたい - システムの運用管理に携わる方に対して
・運用管理はなかなか認められない仕事であり、認められるようにと思っても限界がある
・であれば、認められる/認められないという次元を越えて、徹底的にITらしさを追求することで運用と管理のコストを押えてしまおう
・そのためには、新しいことへのチャレンジを怖がってはいけない
・そのチャレンジをサポートすべくマイクロソフトはDSIという努力をしている - テクノロジの進化を求める人々へ
・テクノロジが進化することで新しい世界が生まれるだけではない
・アイデアが新しい世界を生み出し、それを実現するためにテクノロジが進化することも多い
・アイデアを生み出すのは人であり、無限である
・ということは、アイデア(創造性)や特別な意見(多様性)を無視していると、テクノロジにすら置いていかれることになりかねない - 製品のロードマップを探している方々へ
・製品という枠で全てをとらえようとすると非常に視野が狭くなる
・テクノロジという観点でマイクロソフトを眺めてほしい
・ブランド化もできてきたので、ブランド毎にロードマップを見ていくほうがわかりやすい
他にもあった気がしますが、正直プレッシャーに押しつぶされそうだったので、よく覚えていません(^_^;)
こんなプレッシャーをうけるくらいなら、製品のセッションだけ持ってた方がよかったとも思いましたが、あらためて冷静に考えるとあのような話しがTechEd のスペシャルな枠を使ってできたことを喜ぶべきだと思いました。(またやるかは別として(笑)
ともかく、参加していただいた方、最後まで聞いていただいた方、本当にありがとうございました。