30代後半にテクノロジを語れる幸せ

今日のお昼は、前職でお世話になった先輩と一緒でした。

その先輩はとっても IT が好きで、平日は家に帰れないくらい忙しいにもかかわらず、週末にはSmalltalkでプログラミングしながら遊んでいる人です。

でも、純粋な日本企業にいると。。。ある年代を機に管理職としての仕事を要求されるわけですね。その人も例にもれずでして、IT人としての幸せって難しいなあって話を良くするわけです。

それが、今日はというと .NET Framework 2.0 と ASP.NET による Web アプリケーション構築のセミナーに来てくれていたようで(かなり無理やり参加してくれたような気もしますが)、お昼をご一緒できたってわけです。石焼ビビンバ食べながら .NETVisual Studio のことを褒めてもらえるのも不思議な気がしないわけではありませんが、信頼している人がMSのテクノロジや製品を楽しんでくれているのを感じることができて、今日は私も幸せな気分でした。

またのお越しを心よりお待ちしております!!

ちなみにこのお方、帰りにオライリーC#の本を買い、家に帰って早速試してみているらしいです。
マイクロソフト的にはアリアリなんですが、家庭は大丈夫かな(^_^;)

話をもとにもどして、実はその会社にいる仲のよい後輩も同じような思いをしています。おそらく、ほかの会社でも同様の思いをされている方はいることでしょう。「お前も何年目なんだから、そろそろプロジェクトマネージメントの側に回ってもらわないと。。。」なんて。でも、IT を心から楽しめる人ってなかなかいないわけで、こういう方の存在を IT 業界として大事にすべきではないかと思ったりもします。

だって、学生が IT 業界に魅力を感じてなくなったと言われつつある今、「ITって楽しい」「IT業界って楽しい仕事ができるよ」って胸を張って言えるようにするには、こういう方々にこそITを楽しんでもらわないと困るわけですからね。そうでもしないと、よい人材がIT業界には来なくなるのではないでしょうかね。

で、そういう私はというと、エバンジェリストとして製品やテクノロジを好き勝手に?語れる立場にあり、「お前は幸せ者だ」とよく言われます。たしかに私自身もそう思うのですが、私の場合、好きなのは「IT」よりも「人が喜ぶ姿を見ること」だったりするので、もっと多くの方と一緒に仕事を楽しみたいですね。

そして、IT 業界が楽しいってことを 業界全体でアピールしていきましょう!!