4月のサンディエゴは面白いかも
マイクロソフトは運用管理のテクノロジにかなり力をいれています。
有償・無償問わず実用的なツールを出荷するようになってきている今、その事を肌で感じてくれている方もいることでしょう。そして、次はどんな有用なツールが出てくるんだ?と気になっている方に知っていただきたいイベントがあります。
それが、4月24日~28日にサンディエゴ (地図で言うとサンフランシスコやロサンゼルスの少し下)で開催される Microsoft Management Summit 2006 (MMS2006) というイベントです。
MMS2006では、現在マイクロソフトが提供している運用管理のための製品やツールの情報から現在開発中の新しい製品についての情報まで、システムの運用管理に関わる多くの情報が提供されます。
例えば、既に提供中の製品やテクノロジはこんな感じ。
- SMS 2003
- MOM 2005
- System Center Data Protection Manager
- System Center Capacity Planner
- Management Best Practice Solutions based on MOF/ITIL Process
- Windows Server Update Services
- Windows Server 2003 R2 Management Technologies
- Group Policy
- WS-Management
- WMI
- MONAD (Microsoft Command Shell)
そして、初お目見えとなるであろう以下の製品のセッションも用意されているようです。
- MOM V3
- SMS V4
- SMS R2
- System Center Reporting Manager
- WSUS 3.0 (Beta 1)
- Windows Vista Management Technologies
- MMC 3.0
- OS Deployment solutions
面白そうでしょ? そうでもないですか? ハンズオンラボまで用意されているみたいですよ!
運用管理系のテクノロジに特化した MMS は地味なイメージがあるのですが、今年の MMS は一味違うのではと期待しています。(去年同様ラスベガスだったら良かったのにとは思いますが)
そして、MMS2006で出てくるテクノロジは私が3年間話しをし続けている Dynamic Systems Initiative (DSI)という戦略にも通ずる重要なものばかりなので、是非皆さんにも期待してほしいなと思います。
まだ1ヶ月以上あるので、もし調整が可能な方は参加を検討してみて下さいね。
ちなみに、「次から次へと新しいツールが出てくるのでよくわからん」といわれることも多いのですが
、個々の製品をテクノロジとして捕らえてみると、マイクロソフトがすごくシンプルなITの運用を目指していることがわかってくるはずです。
そう、このマイクロソフトが目指すシンプルなIT運用こそが DSI なわけで、そろそろ DSI の訴求も本格化させなきゃまずいなって思う今日この頃です。